今日のメモ
漠然と「何者かになりたい」などという、青い情熱を燃やして悶々とする日々は終わった。
自分のために生きていればよかった、そんな身勝手な日々は終わった。
もちろん何も諦めてはいないけれど、少し今までよりも現実を見なくてはいけない。
置かれた場所で咲く覚悟を持つ。
忘れないために
妊娠出産の体験がすばらしすぎて忘れたくないので、徒然なるままに文字にしておこうと思う。
予期していないタイミングで我が子の命は宿った。ちょうど仕事がひと段落ついた時だった。
つわりは辛かった。朝ごはんの牛乳を一気飲みして盛大に吐いたのは良い思い出だ。一気飲みするなよって話だよね。
それ以外は出産までずっと順調で、我が子はすくすく育ってくれた。私のほうは体調不良ではあったけど。
産科の先生が、予想していたより良い人だった。人当たりがよくテキパキしていて、安定感があった。次に授かったとしたらまたお願いしたいな。
出産はびっくりするくらい安産だった。そんなに痛くなかったし、すぐ出てきてくれた。担当の助産師さんが頼もしい人で安心できたのも良かった。次に授かったとしたらまたお願いしたいな(2回目)。
その後の入院期間も楽しかった。人生初の入院が出産って最高だ。授乳がなかなか上手くいかなかったけどたくさんの助産師さんが代わる代わるサポートしてくれた。授乳室はいつもラジオが流れていて、深夜の授乳時間、疲れた体に何故か沁みた。正直退院したくなかった。
そんなこんなで最高の体験でした。何に感謝したら良いのかわからないけど、もうほんと、全てにありがとう。
吉本ばなな キッチン
「でも、今は、吐きそうなくらいわかる。なぜ、人はこんなにも選べないのか。虫ケラのように負けまくっても、ごはんを作って食べて眠る。愛する人はみんな死んでゆく。それでも生きてゆかなくてはいけない。
今夜も闇が暗くて息が苦しい。とことん滅入った重い眠りを、それぞれが戦う夜。」
キッチン/吉本ばなな(角川文庫) p113 9行目 から引用
アナと雪の女王
この前アナと雪の女王を見たんだけど、ストーリーはあまり好きになれなかった。王子様は悪者だし、クリストフは結局アナとくっつくけど別にアナを救う救世主だったわけでもないし。
なんていうか、女性は強い!男なんて頼りない!みたいなのが現代の風潮なのかもしれないけど、それってどうなんだろう。
やっぱり女性としては、男性に守ってもらいたいし勇敢に闘っている姿を応援したいなあと思う。あくまで個人的にはですけど。
もちろん、男性が意外に繊細で弱いことは理解してるつもりだし、それはこちらが陰で精一杯支えますから。一緒に泣いたり怒ったりしながら応援しますから。だから、表舞台では活躍してほしいなあ。そして強がりでも何でもいいから、ぼくがきみを守るんだ!くらいのことは言ってほしいなあ。
もちろん女性も表舞台で活躍してほしいし、というか自分自身何らかの形で世の中と関わって活躍したいと願っているし、それはそれでいいんだけど。
なんて思いながら観ていました。あ、でも音楽はすごく良かったなあ。あとオラフかわいかった。
おわり